ニオイエビネ
cal.izu-insularis

植物分類上,単子葉植物に属している地生ランに属してます。

ニオイエビネの名称
昭和3年「園芸要覧」に「ニヲイエビネ」と誌されたのが始まり。大井次三郎著「日本植物誌」ではオオキリシマ」の和名を用いニオイエビネともいうとしたがキリシマエビネの変種とする考え方があった。奥山春秀編「寺崎に本植物図譜」でもオオキリシマエビネを採用してます。ニオイエビネとなったのは「新花卉」55号および伊藤五彦・唐沢耕司著「エビネとその仲間たち」からである。

ニオイエビネの紹介
ニオイエビネは昭和元年御蔵島の栗本岩松氏が横浜の植木株式会社に出荷している。1株2円で市販された。昭和30年頃から賛花園、昭和40年頃から千葉蘭園が大量の無名の優良花がもたされニオイエビネブームとなる。

ニオイエビネの特徴
唇弁は発達しているが、中央裂片は細く隆起線は中央だけが明瞭で、外側の2条は小さく細く発達が遅れています。唇弁の先がわずかにとがっています。基部には黄点があります。関東のエビネにも黄点が見られます。蜜標といわれ昆虫に良く見える色です。葯帽の先端は蕊柱(ずいちゅう)から突き出ていま

 

花の各部の名称

   

ニオイエビネの特徴
 花形

反転気味に咲黄、三角咲きか平開咲きが多い。また舌が大きい。密咲きである。

 

 花色
  白から紫、白から紅、白から淡青、白から赤紫と言葉では   表せないぐらい変化に富んでいます。青といっても藍に近   い青そしてインクの青に近い青などありますがステンドグラ  スのように透明感があります。燐酸が少ないと花色がさえ   ないようです。
  一般に花色は、カロチン類、アントシアニン類フラボン類が   含まれています。カロチン類は、かぼちゃ、にんじん、トマト  の色。アントシアニン類は赤、青、紫系の色です。フラボン   類は白から象牙色、濃くなると黄色と比較的分かりにくい色  です。ニオイエビネには、フラボン類、含まれているとのこと  です。
  白花は色素脱落と考えられていたがアントシアン類に白花  が現れる。白花では透明感の花が少ない。なぜ赤花がな   いかというと昆虫が赤色を識別できないからだそうです。

 花軸
  花形の良い花弁の厚い花はどうしても軸が太くなります。し  かし鉢栽培すると軸が細くなります。

 花間
  自生のときは密咲きヒヤシンス咲きですが鉢栽培で作りこ  むと花間が良くなる株もあります。

 花香
  ニオイは沈丁花の花の薄い感じで気品があります。朝の1  0時ごろからお昼までが一番においがしますが、1日中香り  のする株もあります。

 
  内部には密腺があり、虫に関与があります。どんな虫が飛  んできて交配してるか分かりません。ニオイエビネはほぼ   水平だが、コウズやスイショウでは斜め上に伸びる。

 
  ニオイエビネは2枚葉が多いですが二枚葉と小さな葉の出  る3枚葉また同じぐらいの葉が3枚のニオイエビネがありま  す。栽培していて2枚葉が3枚葉になることがあります。そう  すると花軸が2つ出ることが多いです。3枚葉はニオイでは  ないという方がいますがニオイとコウズがまじって自生して  るところがあり2枚葉でもコウズと見える株もあります。自生  地で1枚葉で花の咲いている株も見ました。
  ニオイは特に光量不足に強く光量が少ないと葉柄が長くな  り葉も細くなります。光量が強いと葉柄が短くなり葉が丸く   なります。荷を家に根の葉は照り葉で1年中空中湿度が高  く雨量の多い環境で自生してます。冬でも地に匍匐せず立  葉せいです。白花系は緑が淡い感じがしますが。環境や肥  料などで一概には言えません。葉が濃いと濃色が出やすい  ともいわれってます。交配苗では濃色同士は葉が濃くしろ   同士の交配やスイショウの黄舌では淡緑の葉が多いです。  またはの溝の深いのは濃色溝の浅いのは淡色ともいわれ  てます。未選別株で花色が当たったことはありません。葉を  見ただけで色が分かる人は素晴らしいと思います。

 
  ニオイエビネノ根は他のエビネより太く数は少ない。成長は  緩慢で新根は4月から9月まで7センチぐらい成長し9月か  ら11月に15〜20センチ伸びふゆも少しずつ延びていて2  年係で成長する。先端には懇望が生える。根の数は冬至   芽のうちに始まり5月中旬までに決まる。根は水を求めて   伸び暗い方向に伸びる。ニオイはまた特に空気をほしがる  ように思います。根の生育の良い株は,耐病性にも強く成長  も良い。根毛を一度傷めると再生しない。移植時に根を傷   めたときは、葉の一部を切り根と葉のバランスをとると良い  。
(根腐れ)
  水のやり過ぎで根腐れすることはなく、燐酸のる宇出津が  多くなります。根腐れの原因は、空気の欠乏、酸素不足に  より嫌気性細菌の繁殖を助長して生産された有毒ガスによ  る障害といわれています。そのため潅水を控えめにして乾  燥気味だと根も伸びると考えられてきました。腐りにくい用  土を使用すれば可能である。硬質鹿沼土やサツマ土、ボラ  石などです。また杉皮も水に浸したままでも水は腐りません  殺菌作用の成分が含まれていると思われます。動いている  水は腐りません。またクラスターの小さな水、パイウオータ   ー、磁気水なども腐りにくい水です。また、根腐れ防止剤珪  酸白土やマイナスイオンのでるトルマリンなどもいいと思い  ます。結論として鉢が乾いてからたっぷりと水を与えること   です。

 *ハーモニーWの1000倍を使うと発根、生育がよくな    ます
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